今から30年前、1990年代の始めに無農薬有機栽培の農業を実践するためにご友人達と土地を購入し、金武町から移住された伊藝秀信さん・敬子さんご夫妻から泉原ハウスの土地を譲っていただきました。
移住当初はただただ深い森だった泉原の地を沖縄で有機農業を目指す若者が週末に集い、切り拓いていったそうです。
泉原という名は地図にもなく今は使われていませんが、この地を慈しんで来られた方々への敬意を込めて宿の名前にしました。
泉原ハウスの目の前に広がる緑深い谷と歴史の息づかいを感じさせる諸志の集落を経て、遠くに臨む海の風景と静けさは私たちを魅了してやみません。